東京の街路樹
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最終更新日:2014年11月6日 (1999.8.1〜)

東京の街路樹

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  大都市のマンションやアパ−ト住いの者はもとより、市街地の住人にとって、街路樹は樹木に接する貴重な 機会である。また、旅先でその地域に特徴的な街路樹を見出すのも楽しい。 私の多くはない国内旅行でも、紅葉の見事な長崎のナンキンハゼ、大沼−函館間(国道5号線)のアカマツ などが印象に残っている。
 東京では、桜田通り(警視庁前)のトチノキ、外堀通り(迎賓館前)のユリノキなど巨木となった花木も 素晴らしい。外国旅行の記憶でも、ロンドンやリスボンのプラタナスなどの伸び伸びと育った姿が印象的だ。 日本では、台風時の転倒防止などとの理由を付けて、街路樹の極端な剪定を行うケ−スが多いが、 できれば自然のまま育てたいものである。
 また、北京の空港から市内への道路(長安街)では、マツ、ヤナギ、ポプラなどの一般的な街路樹 ながら、多重に密植した地区も多く、見事な景観となっている。 20−30年先には一大名所となっていることだろう。
 都内の街路樹も、50種以上に達しており、素晴らしい景観となっているところも多い。 これらを順次写真で紹介してゆきたい。

なお、奈良時代に官命により五畿七道(東海道、東山道、北陸道、山陰道、南海道、西海道、山陽道)の街道の 両側に果樹を植え、「木陰を旅人の休息の場とし、木の実を食用とした」のが街道並木の始まりとされている。 一方、「街路樹」は、近代に入ってから,人口過密な都市の景観的魅力を向上させる為に発達したものであり, 参道並木,街道並木などとは区別されている。「街路樹(近代並木)」は、明治維新後に始まった近代都市計画により 、1874年(明治7年)に東京の銀座に植えられたマツ、サクラとされている(技報堂出版「街路樹」)。 しかし、横浜(関内:馬車道)には、 「近代街路樹発祥の地」という碑が立っている。これには、「1867年(慶応3年)に 馬車道の各商店が競って柳と松を連植した」との解説があるように、事実ではあるが「公認記録」ではないのかもしれない。

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目     次

アオギリ(18)

アキニレ

イチイ

イチョウ(1)

ウバメガシ

ウメ

エゴノキ

エンジュ類(10)

オリーブ

カクレミノ

カツラ

カラタネオガタマ

カリン

キンモクセイ

クスノキ(7)

クロガネモチ

クワ

ケヤキ(6)

ゲッケイジュ

コブシ(11)

コロラドビャクシン

サクラ類(3)

サザンカ類(19)

サルスベリ類(14)

シダレヤナギ

シナノキ

シラカシ(16)

シンジュ

スダジイ

ソヨゴ

タイサンボク

タブノキ

タラヨウ

ツバキ類(15)

デイコ

トウカエデ(4)

トチノキ(17)

トキワマンサク

トネリコ

ナツツバキ

ナツミカン

ナンキンハゼ

ニセアカシア

ネムノキ

ハクウンボク

ハクモクレン

ハナノキ

ハナミズキ(2)

ヒトツバタゴ

ヒマラヤスギ

ヒメリンゴ

プラタナス類(4)

モミジバフウ(13)

ポプラ

ホルトノキ

マツ

マテバシイ(8)

ムクゲ

メタセコイア

モッコク

モモ

ヤマボウシ

ヤマモモ(9)

ユリノキ(12)

ワシントンヤシ

ヒメユズリハ

小笠原(父島)の街路樹

(「WIKI樹木図鑑」参照)

注: ( )内の数字は、東京都発行の街路樹マップ「TOKYO 2012 道路のみどり」による。この街路樹本数の順位は、 別表のごとく十数年前と比べるとかなり大きく変動している。例えば、ハナミズキは、 H4年には6位であったが、H20年には、2位になっており、数年後には1位のイチョウの座を奪う勢いである。 一方、シダレヤナギは、H4年には10位であったが、H20年には22位にまで下がっている。 (画像は、クリックすると大きくなります。)

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