第32回 日本古流いけばな展（2012初夏・・・つどう花々）
恒例の第３２回日本古流いけばな展が、梅雨入りと同時期に開催されました。昨年の東日本大震災から１年３ヶ月、被災地に元気を届けようと、出品者一同思いを同じにして楽しい花展開催を心がけました。明るく広い会場でゆったり作品を見ていただき、楽しい体験コーナーで遊んでいただける企画をいたしました。
今展は、本部・支部（山梨・静岡）合わせて９２名が参加出品をいたしました。作品数は８６ 作会場構成は作品を見やすくするために、展示台に工夫し（台の形状・天板の配色）、作品間隔と照明も効果的に入るよう業者の方にも協力を依頼し実現いたしました。季節柄、枝物は新葉の季節で花木が少なく、花材調達には難しい面もありますが、夫々に工夫がなされ、照明の下、天板の薄いピンク（自由花系）、薄いグリーン（生花系）、ホワイト（自由花・合作）の３色に反映され作品が際立ちました。
好評「楽しい体験コーナー」前年は、義捐金のご協力を頂きましたが、今年は小花作品を体験して頂きたいと、花材と器を沢山用意いたしましたが、開催初日には早くも無くなり、翌日に補充しても午前中持たず、後は小花束にして差し上げました。お寄せいただいた感想文には、会場スペース、作品構成、作品内容の好評と共に、この企画に絶賛いただき、来年に繋げてほしいとのご要望を頂きました。次回開催に向け新たな挑戦が始まります。
保田一伯、宮崎一友、野口一竹、鈴木一栄、比留川一栄、細谷一和 中村一敏、杉山一育
岩村一静、染谷一汪、 山本一辰
山上一幸、内山一貴、関口一嘉、 七條一淑、関 一秀
長島一聖、鈴川一真、橋本一銘、 前田一秀、
小島一琴、佐藤一香、金武一煌、小島一調、 吉野一秀
山田一恵、小林一洋、 島田一源、鶴田一宇、永石一筆
