第43回「いけばな芸術展」
[会期]2011年10月12日(水)〜17日(月)
[会場]東京・日本橋高島屋八階
主催=財団法人 日本いけばな芸術協会(遠山敦子会長)
東日本大震災復興支援 いけばな芸術の最高峰の技
参加流派197流、1047名の作家がいけばな芸術の技を競う、第43回日本いけばな芸術展が盛大に開催されました。昭和41年にいけばな芸術協会が創立されて以来、関西展と関東展をメインに各地を巡り協会展が開催されてきました。今展は、東日本大震災の復興支援として開催され、会場内に募金箱が設置され、ご来場の方々に募金協力をお願いいたしました。(読売光と愛の事業団を通し寄付)作家の方々も大震災の復興を願う気持ちで作品に取り組みました。また前回に引き続き「こどもいけばな体験教室」が会期中に行われ、可愛らしい作品も展示されました。会場内は連日の盛況で作品を見るのも一苦労する場面もありました。各流派の特徴を遺憾なく発揮した美事な作品が多く、さすがに芸術展の名に相応しい展示となりました。会期中の入場者は延べ5万2012名(日本いけばな芸術協会調べ)でした。日本古流からは下記の先生方が参加され、卓越した技術で作品を発表されました。
<会場全景>
(家元作品)
家元(角田一忠) 尾崎一佳 羽鳥一翠
(一次展出品作品)
鈴木一壮、中村一敏、田中一幹
(二次展出品作品)
保田一伯、山口一敬、片桐一彰
(三次展出品作品)
中井一悦